効果的に薄毛治療をするための重要なポイント!治療期間中に気をつけたいこと
「最近薄毛が目立つようになった……」そう焦りを感じても、対策を取らずそのままにしている方が多いようです。
進行してから後悔することのないよう、薄毛が気になり始めたら早めに治療を開始しましょう。
今回は、薄毛治療を進めていくうえで欠かせない重要なポイントをご紹介していきます。
注意点をしっかりと理解し、効果的な治療に取り組んでいきましょう。
薄毛治療は根気が大切
「年のせいだから仕方ない」「何をやってもどうせ変わらない」と治療を諦めている方もおられるのではないでしょうか。
薄毛は老化現象の一つで治すことができないと思われがちですが、そんなことはありません。
自身の症状と向き合い適切な治療を続ければ、コシのある丈夫な髪を再び育むことができるでしょう。
しかし、薄毛を治療するには長い時間をかける必要があるため、根気よく続けていかなければなりません。
最初の数ヶ月間は効果が現れないことも多く、初期脱毛が起こることもあるため、自己判断で治療を止めてしまう方がおられます。
治療を開始してすぐに効果を実感できるとは限りませんので、数ヶ月~数年単位で続けていく必要があることを理解しておいてくださいね。。
治療期間中に注意すべきこと
薄毛治療の中でもっとも代表的なのが、プロペシアやミノキシジルを用いた治療法です。
プロペシア錠は内服薬として、ミノキシジルは主に外用薬として幅広い年代の男性に処方されますが、あくまでも薬ですので副作用が出ることもあります。
プロペシアの副作用には性欲減退や勃起機能不全、精子数減少やうつなどがあり、肝機能障害を持つ方は飲むことができません。
フィナステリドの成分が血中に含まれるため、服用中は献血をおこなわないようにしましょう。
また、男性胎児の生殖器に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、妊娠中の女性がプロペシア錠に触れないように保管には注意してください。
ミノキシジル外用薬は服用するわけではないため、プロペシアと比べ副作用は出にくいとされています。
起こりやすい副作用には赤みやかぶれといった皮膚トラブル、極稀な副作用には頭痛や心拍数上昇、めまいなどです。
薬の使用中に体の異変を感じたら、使用を中止し医師に相談しましょう。
これらの治療薬は個人輸入という形で購入する方法もありますが、医療機関を受診せずに購入することはおすすめできません。
インターネット上で取引されている薬の中には成分の異なる偽薬も存在しています。
安全に治療を進めるためにも、必ずクリニックを受診し処方してもらうようにしましょう。
薬物療法の他に、近年注目を集めている毛髪再生医療がHARG療法です。薬のような副作用がなく、自然な発毛を促すため治療を終えたあとも効果が持続するとされています。
HARG療法は認定された施設でのみ受けることができますので、カウンセリングを希望する場合は事前に認定施設の確認をおこないましょう。
生活習慣の改善も必要
男性の薄毛は、遺伝やホルモン、ストレスや生活習慣などさまざまな原因が複雑に絡み合って起こります。
家族に薄毛の人がいるから必ず薄毛になるとも限りませんし、反対に家族の誰も薄毛ではないのに髪が薄くなってしまうこともあるでしょう。
薄毛のリスクを少しでも減らすためには、生活習慣の見直しをおこなうことも大切です。
中でも食事は髪を作る栄養源となりますので、栄養バランスのいい食事を取るということは非常に重要なポイントになります。
野菜や果物、海藻類やきのこ類などを食事に取り入れ、不足しがちなビタミン・ミネラルをきちんと補いましょう。
そして、バランスのいい食事だけでなく運動や良質な睡眠、ストレス解消も薄毛治療に欠かせません。
忙しい現代社会でストレスを無くすことは難しいかもしれませんが、ストレスを溜め込まないよう適度に解消していくことが大切です。
ストレス解消が良質な睡眠にも繋がり、髪と頭皮を健康な状態へと導くことができるでしょう。
おわりに
薄毛を改善したいあまりに、いろいろな育毛商品を使用したり自己流で薄毛治療に取り組んだりすることもあるかもしれません。
しかし、間違った治療を続けることで薄毛のリスクを高めてしまう場合もあります。
長い時間がかかるからこそ、きちんと医療機関を受診し適切な治療を続けていくことが大切です。
頭皮の状態チェックや生活習慣の指導も受けられますので、まずは医師に相談することから始めましょう。