間違った洗髪で薄毛は悪化する!?薄毛対策に役立つ正しいシャンプーのやり方を学ぼう

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男性にとって、薄毛は深刻な問題です。薄毛が進行してから治療を開始しても、若い頃のような髪の毛を確実に取り戻せるとは限りません。だからこそ、薄毛が進行する前に予防をして食い止めることが重要なのです。

そのためにはまず、正しいシャンプーの方法を理解しておく必要があります。毎日のシャンプーを正しいやり方に変えるだけで、薄毛を予防するとともに、髪の寿命を伸ばすこともできるかもしれません。

薄毛対策に重要な正しいシャンプー法

シャンプーのやり方は、学校では教えてもらえません。そのため、両親や兄弟のやり方を見て学んだり、自分なりの方法で洗ったりしている方がほとんどです。

つまり、洗髪法が間違いだったとしても、人から指摘される機会が少ないためなかなか間違いに気付くことができないという特徴があります。間違いに気付いた頃には薄毛が進行し、改善が難しい状態になっている可能性もあるのです。

髪を軽く濡らした状態でシャンプーを始めたり、濡らしたまま乾かさずに放置したりする行動はNGだということをご存知でしたか?これより正しいシャンプーの手順をご紹介しますので、ご自身の洗い方と比較し、間違った方法をおこなっていないか確認してみてくださいね。

1.ブラッシング
2.お湯で予洗い
3.シャンプー〈すすぎ〉
4.リンス・コンディショナー・トリートメント〈すすぎ〉
5.タイルドライ
6.ドライヤー

いかがですか?ブラッシングや予洗いをせず、最初からシャンプーをつけて洗うという方もおられるのではないでしょうか。初めにブラッシングをするのは、髪についたホコリなどの汚れを落とすことが目的です。

また、シャンプー前にお湯で予洗いをすることで、頭皮の汚れを落とすとともに頭皮の毛穴を開かせることができます。予洗いのほか、湯船に浸かることで頭皮の毛穴が開き、毛穴に詰まった汚れを落としやすくなるでしょう。

タオルドライの際は、頭皮をごしごしと擦るのではなく、髪の水分を拭き取るようにタオルで包み込むことを意識してください。最後にドライヤーを根元から毛先に向かって当て、乾いてきたら冷風で仕上げることで髪の傷みを予防することができます。

自分に合ったシャンプーを選ぼう

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薄毛を予防するためには、正しい方法で洗髪することはもちろん、自分に適したシャンプーを使用することも重要です。脂性肌や乾燥肌、敏感肌など頭皮のタイプは人それぞれ。頭皮に合わないシャンプーを使い続けることで、地肌が荒れ薄毛に繋がってしまうこともあります。

正しいシャンプーを選ぶために、まずは自分の頭皮タイプを理解することから始めましょう。

頭皮のベタつきや顔のテカリが気になる方は、脂性タイプである可能性が高いといえます。脂性肌の方は皮脂汚れが溜まりやすいため、洗浄力の高い高級アルコール系や石鹸系シャンプーがおすすめです。

頭皮のフケやつっぱり感が気になる方は、乾燥タイプの可能性が高いでしょう。乾燥肌の方は適度に皮脂を残す必要があるため、洗浄力の強すぎないシャンプーを選ぶとよいでしょう。アミノ酸系シャンプーは、洗浄力が穏やかで刺激が少ないため、乾燥肌や敏感肌の方に適しています。

医療機関を受診することも大切

正しい洗髪やシャンプー選びも大切ですが、それだけで薄毛を確実に予防できるとは限りません。薄毛はさまざまな要因が重なって起こるため、外側からアプローチするだけでは薄毛の進行を抑制できない場合もあります。

髪を生成するために必要な栄養の摂取や、良質な睡眠、適度な運動など、内側から髪が育ちやすい環境を整えていくことも大切です。

これらの予防をおこなっても薄毛が改善しなければ、医療機関を受診するという選択をするのも一つの方法といえます。皮膚科で診てもらうこともできますが、専門性の高い治療を望むのであれば、薄毛治療を積極的におこなっているクリニックに足を運んでみましょう。

知識と技術を持った医師から、専門的なアドバイスを受けることができますよ。

おわりに

間違ったシャンプーによって、知らず知らずのうちに頭皮に負担を掛けてしまっている方は少なくありません。毎日の間違った洗髪が原因で、ダメージが蓄積し薄毛や抜け毛が治りづらくなってしまうこともあります。

心当たりのある方は、今回ご紹介した正しいシャンプーの方法を実践してみてください、それと併せて、生活習慣の改善やクリニックでの治療をおこなうとさらに良い結果が得られるかもしれません。

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