お正月は薄毛リスクが高まる季節!生活の乱れを改善して薄毛を予防しよう

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年末年始とお正月は、休暇を取ってゆっくり過ごしたという方が多いのではないでしょうか。お正月にしっかりと休んで仕事の疲れを癒やすことは大切ですが、夜更かしや食べ過ぎなどが原因で生活習慣が乱れると、かえって体への負担が増えてしまうこともあります。

このような生活の乱れは、薄毛や抜け毛の引き金にもなりかねません。乱れてしまった生活習慣を但し、髪のトラブルを予防しましょう。

お正月は髪に負担がかかりやすい

年末年始とお正月、あわせて5日以上の休みを取ったという方も多いでしょう。

日本において、5日以上の連休を取ることができるのは年末年始、お盆、GWの3回程度しかありません。そのため、連休に入るとつい羽を伸ばしすぎ、羽目をはずしてしまうこともあるのではないでしょうか。

お正月にやってしまいがちなことといえば、夜更かしや過剰な飲酒、暴飲暴食などです。夜遅くまで起きて昼夜逆転の生活になってしまったり、家族や友人とお酒をたくさん飲んだりすることもあるでしょう。

また、お正月といえばおせちやお雑煮など美味しい料理がたくさんありますから、つい食べすぎて体重が増えてしまったという方もおられるはずです。

数日程度の生活の乱れなら問題ないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。生活リズムの乱れは、体にさまざまな影響を及ぼします。そして、薄毛や抜け毛など、髪に関するトラブルも例外ではないのです。

それでは、生活習慣の乱れが髪にどのような影響を与えるのかをみていきましょう。

生活の乱れが髪に与える影響

お正月が終わり、新年初めての仕事で妙に疲れを感じたり、日中眠気に襲われたりすることはありませんでしたか?これはお正月の不規則な生活で、生活リズムが乱れてしまったことが原因かもしれません。

ふだん早寝早起きを心がけている人がお正月の間に夜更かしをしてしまうと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ睡眠の質が悪くなってしまいます。そして睡眠不足は薄毛の原因にもなるため要注意です。

睡眠は、日中に受けたダメージを修復するための重要な時間であり、髪や頭皮も睡眠中に修復されています。ところが、生活リズムが乱れ睡眠の質が低下すると、修復機能が弱まり薄毛のリスクが高まってしまう可能性があるのです。

そして暴飲暴食や過度な飲酒にも注意しなければなりません。栄養バランスの悪い食事を取ることで、髪に必要な栄養が行き渡らず、健康な髪が育ちづらくなってしまう恐れがあります。

また、脂っぽい食事の過剰摂取は皮脂を過剰分泌させ、頭皮の毛穴を詰まらせる原因になるため注意が必要です。

そのほか、糖分の多い食べ物やアルコール、寝る前の食事なども薄毛リスクを高める恐れがあります。お正月に限らず、普段から夜更かしや暴飲暴食、偏食をしている方は、生活習慣を見直し改善することを心がけましょう。

いろいろな薄毛治療

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もしすでに抜け毛や薄毛などの症状が見られる場合は、放置せず早めに治療を始めることをおすすめします。薄毛の原因がAGA〈男性型脱毛症〉であった場合、放置すると症状が進行してしまう恐れがあるためです。

薄毛治療は皮膚科で受けることもできますが、より専門的な治療を望むのであれば、薄毛治療を積極的におこなっているクリニックを受診してみましょう。このようなクリニックでは、基本的な内服治療の他に外科的治療を受けることも可能です。

外科的治療にはHARG療法やメソセラピーなどがあり、どちらも頭皮に直接栄養素を注入するため高い効果が期待できます。

中でも、成長因子を直接注入できるHARG療法は特に注目を集めている治療法です。アレルギー起因物質を含まず、副作用やアレルギーなどの心配がほとんどありません。毛母細胞を刺激し、自然な状態で発毛を促すことができます。

加えて、AGAに限らず円形脱毛症やびまん性脱毛症にも適応しており、治療が終わったあとも発毛が継続するなどメリットの多い治療法です。

おわりに

休暇中は夜遅くまで起きていたりお腹いっぱい食べたりと、何かと羽目をはずしがちです。好きなことをして過ごすことはストレス解消にもなりますので、決して悪いことではありません。

しかし、生活の大幅な乱れは薄毛のリスクを高める原因になりますので、あまり羽目をはずしすぎないようにすることも大切です。

もし髪や頭皮に違和感を覚えたら、クリニックへ足を運び医師による診察を受けるようにしましょう。薄毛が進行し後悔することのないよう、正しい予防と治療に取り組むことが大切です。

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